最近の Trema ではフローのアクションの API に変更があります。使い勝手は今までとまったく変わりませんが、アクションを表すクラス名が一新されています。
しばらく Modify-Field アクションでパケットを書き換える記事が続いています。今日はパケットの送信元・宛先 TCP/UDP ポート番号を書き換える方法です。
OpenFlow では Modify-Field アクションを使ってパケットのいろいろな部分を書き換えることができるのでした。今回はこのうち、パケットの送信元と宛先 MAC アドレスを書き換える方法を説明します。
フローの構成要素の一つにアクションがあります。アクションとは、スイッチに入ってきたパケットをどう料理するか、という動詞にあたる部分です。よく「OpenFlow でパケットを書き換えて曲げる」などと言いますが、これらはすべてこのアクションで実現できることです。それでは、OpenFlow 1.0 ではどんなアクションが定義されているか見てみましょう。